2000年度の「不定期日記」


2001年3月11日のこと

 キリスト教関係の研修会の合宿に参加しました。当日、パンツルックにカバリングファンデーションだけという姿だったんですけど、久しぶりにあった人から「はじめ見たとき、『このおばさんだれだっけ』と思っちゃった」と言われ、「おばちゃんかよ〜」と思いながらも「パスパス」とちょっとうれしかったです。
 合宿自体もなかなか刺激的でした。とくに、トランスの人がわたし以外に2人にて、そのうちのひとりの人とちょっと話し込みました。
 3月3日のところに「aiちゃんははじめからガングロだったの?」と書きましたけど、そのあと、みんなで自分の望むスタイルの話をして、出てきた結論は 「『失われた青春をとりもどせ』だもんね」だったんです。
 このときも、そのトランスの人と話してふたりで「そうそう」とうなずきあったのは「育ち直し」でした。くわしい内容は、わたしのコンテンツの中の「 お化粧について 」とだいたい一緒なので、読んでいただければと思います。
 このかん、立て続けにトランスの人と出会ったり、トランスの本を読んだりして、勇気づけられたり、考えさせられたりすることがたくさんありました。

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2001年3月7日のこと

 当日、京都市内で職場の宴会があったので、その前にと思い、本屋に行きました。なにしろ、わたしの住んでいる町には本屋はないし、京都市内に出ることもめったにないので、またとないチャンスなんですよね。
 で、いつもの本屋のいつものコーナーに行って、ふらふらと見ていると、「す、すごい!」ものが見つかりました。「性転換マニュアル」「性転換手術は許されるか」「性同一性障害の基礎と臨床」という3冊の本が、「ど・どーん」と並んでいるではないですか。時代も変わったものだなぁと思いながら、品定めをしました。悩みながらもやっぱり最後の「性同一性障害の基礎と臨床」が一番いいんですよね。というのも、いろいろな症例が書いてあるし、種々の統計データも載っているし、いろいろな人が文章を担当しているし、もっとも専門的かつわかりやすいように思えたんです。で、ひょいっと裏返してみると「4,300円」と書いてありました。「う〜」とは思ったはものの、やっぱり自分のことを知るためにはこのぐらいの出費は必要だと覚悟を決め、買いました。
 この本、9日に読んだんですが、とてもいい本でした。いままで読んだ本は、

松尾寿子さん「トランスジェンダリズム −性別の彼岸−」
吉永みち子さん「性同一性障害」
蔦森 樹さん「男でもなく女でもなく」と「愛の力」
佐倉智美さん「性同一性障害はおもしろい」
宮崎留美子さん「わたしはトランスジェンダー」
藤野千夜さん「少年と少女のポルカ」

ぐらいかなぁ。松尾さんと吉永さんの本はルポだし、蔦森さん、佐倉さん、宮崎さんの本は当事者としての体験談とそこから考えたものでしょ、で、藤野さんの本は小説ですよね。そういう意味では、きわめて客観的に性同一性障害について書かれた文章を、わたしは読んだことがないんです。
 なんか、「性同一性障害の基礎と臨床」を読みながら、何度も身体がふるえる思いをしました。とりわけ、性同一性障害の人間が心理的にどのような症状を持つかということについての記述は、ほんとうに考えさせられました。でもその一方で、すごく自分が冷静になっていくような気もしました。また、自分のことをもう少し客観的に分析していく必要性も感じました。
 で、いままで否定的だったんですけど、カウンセリングを受ける決心をしました。
 さてさて、どうなることやら…。

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2001年3月3日のこと

 いずみちゃん と遊びました!
 事のはじまりは、いつものように、ふらふらとあちらこちらのページを散策していたときのことです。 佐倉智美さん のページの掲示板をのぞいていました。すると、 はるるんさん からの「いずみちゃんと遊ぼ〜の会 関西支部」の書き込みがありました。思わず「こ、これは」と思い、そこにあった アドレス にアクセスして「仲間に入れて〜」という書き込みをしてしまいました。
 ということで、3日の夜、大阪駅近くのカラオケに行きました。到着すると、すでに宴たけなわ。知っている人は 神戸さいこさん だけだったので、ちょっと不安でしたけど、みなさんとっても親切でした。わたしが着いたのは、ちょうどいずみちゃんが歌おうとした瞬間でした。歌い始めたいずみちゃんの声を聞いた瞬間、「ん?」と思いました。どう聞いても女性の声なのに、合間合間の息づかいがそうは聞こえない。 「じゃぁ、ボイスチェンジャー使ってないやんか〜」ということに気づきました。そうです。いずみちゃんはなんと、裏声で一曲歌えるのです。これはすごいと思いました。さらにすごいのは、歌と歌の合間に「梅のど飴」をなめまくっているではないですか。「う〜む。そこまでするか〜」と思わず感心してしまいました。
 そうこうしていると突然aiちゃん 登場!もう、ぶっ飛びました。そのインパクト!aiちゃんの登場以降、いずみちゃんはこわれまくりでした。
 そうこうして約3時間カラオケで盛り上がったあと、今度はご存じ マグネット へ。
 ところでマグネットへ行く道々、あちこちにギャルがいるんですけど、わたしたちの横にいるaiちゃんは、はっきり言って「全戦全勝」でした。
 マグネットでは、さきほどとはうってかわり、まったりとお話モードになりました。「aiちゃんははじめからガングロだったの?」とか電脳界でのT'sの話とか…。トランスの人にしかわからない、でもトランスの人なら多くを語らずともわかる(結局は内輪ネタ?)話で盛り上がりました。その場の雰囲気に、本当に気持ちがリラックスしたのが忘れられません。最後に神戸さいこさんに 記念写真 をとってもらいました。左がご存じいずみちゃん(目が光ってるぅ)、真ん中がaiちゃん(萌え〜)、で一番右がいつき(やっぱなんかイマイチね…)です。
 わたしは家に帰る関係で10時半頃にマグネットを出たのですが、その後もしばし盛り上がっていたみたいです。
 最後に、幹事のはるるんさん、体調が悪いのにあんな楽しい場を与えて下さって、本当にごくろうさま&ありがとうございました。

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2001年1月27日のこと

 東京で行われた「セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク」の第1回ミーティングに参加しました。
 当日夕方、大雪の中、やっとの思いで東京の某ホテルに着きました。せっかくのミーティングなので、ちゃんと自分のありたい姿での参加をしたいと思い、いつもの脱力系の「Aラインスカート」「ブーツ」といういでたちで参加することにしました。さて、着替えてメイクして、さて出かけようと思ったところで、ひょいとあることに気づきました。というのは、ホテルの部屋、わたしの実名でとってあるんですよね。外出の時、カギをフロントに預けるの、イヤだな〜。
 結局、フロントにカギを預けずにそのままホテルを出て、ミーティングの会場に出かけました。
 ところで、ホテルを一歩出たら、ほとんど吹雪状態。真横から降ってくる雪と風に「なによ〜、これ〜」と思わず愚痴ってしまいました。でも、「絶対スカート姿で」という「覚悟」みたいなのがあったので、スカートを押さえながら駅まで歩きました。
 さて、会場まで中央線→徒歩だったんですが、さすがに緊張しました。考えてみると、一人で女性の格好で外出するのははじめてなんですね。でも、結局誰にも気づかれずに、というより、みんな無関心なんですね。無事会場のある駅まで行きました。
 あまりに寒かったので、あたりを見回すと、そこに焼鳥屋さんが…。ミーティング前に不謹慎だとは思いましたが、つい、吸い寄せられるように入ってしまいました。で、焼き鳥と暖かいお酒をいただいて、ちょっと幸せな気分になりました。もっとも、わたしが店の中にいるときは、べつに店員さん(ちょっと若い人と、ちょっと中年っぽい人)は反応はなかったんですが、店を出てからちょっと中を覗くと、なにやら笑いながら話をしていたので、「やっぱり、バレてたかな」と思いました。でも、まぁいいでしょ。
 さて、会場に着くと、いましたいました。 宮崎留美子さん 。ぜったいミニスカートだろうと思っていたら、やっぱりミニスカートでした。「この寒いのによくやるな〜」と、感心してしまいました。でも、それがこだわりっていうものですね!
 ミーティングそのものは、自己紹介と設立趣意書 の検討でした。当日の参加者は、ゲイの人が11人、FtMの人が1人、MtFの人がわたしを入れて2人でした。
 ミーティングもなかなかなごやか、かつ真剣に進んだのですが、わたしとしては、楽しみにしていたのは、2次会以降でした。だって、こんなにたくさんの「仲間」とはめったに会えませんからね。
 ミーティング会場から2次会の会場(もちろん新宿)へ向かう道々、FtMの人と話をしました。彼が言ったことでとっても印象に残ったことは、「MtFの人にとっては、壁はとても高いけど薄い。FtMの人にとっては、壁へあまり高くないけど厚い」ということでした。たしかにわたしたちにとって、女性のスタイルに移行するためのハードルはとっても高いけど、一度やってしまえば、まわりの人たちはそれなりに扱ってくれます。でもFtMの人って、たしかに格好は自由だけど、どれだけ「男として扱ってもらいたい」と思っても、まわりの人は「ボーイッシュな女性」としてしか扱ってもらえないということでした。女性と男性って、非対称と言われるけど、ほんとうにそうですね。
 2次会では、引き続きそのFtMの人と話をしたり、近くにいたゲイの人たちと話をしたりしました。
 3次会は、いよいよ2丁目に行くことになりました。「メゾフォルテ」というとっても感じのいいバーでした。場所としては、「スワンの夢」のすぐ近く(並び)にあります。そこでは、宮崎さんとゲイの人(東京の教員)と3人で、教育談義を交わしました。セクシュアルマイノリティだからといって、そのことばかりをしゃべるのではなく、自分たちの仕事の話をするのは、ある意味当然だと思います。そういう意味では、とても貴重な時間を過ごすことができました。
 お開きになったのは3時過ぎ。宮崎さんは、そのまま「スワンの夢」で始発を待つとのことでした。わたしは翌朝が早いので、タクシーでホテルに帰ることにしました。結局ホテルに帰ったのは、4時頃でした。
 高取さんがつくった当日の報告はこちら

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2001年1月12日のこと
 やっと注文していた蔦森樹さんの本『愛の力』が届きました。
 蔦森さんのホームページ を見に行ったとき、この本のことを知りました。前著『男でもなく女でもなく』の続編として、しかし、ノンフィクションではなく小説として書かれているとのことでした。
 夜、ふとんの中に入って、パラパラとめくりはじめたのですが、もう、どんどん前を読みたくなり、結局最後まで読んでしまいました。筋は書かないことにしますね。でも、読み終わって、「そうか〜」と深くため息をつきました。なんか、打ちのめされたというか、激しい「愛」ですね。蔦森さんが『男でもなく女でもなく』のなかや講演などで「愛」ということを言われますが、その意味が少しわかったような気がしました。と同時に、とてもではないけど、いまのわたしにはおよびもつかない世界だなぁという苦しさもこみ上げてきました。そして、「あとがき」を読んだ瞬間、もう涙があふれてあふれて、どうしても止めることができませんでした。
 なにに泣いちゃったのか、これも書かないことにしますね。きっとそれぞれの人の感じ方って違うから、ね。

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2001年1月7日のこと
 夜、「ルーズジョイント」というイベントがありました。
 「ルーズジョイント」とは、主に性について「フツウ」とされる考えをきゅうくつに感じる人たちのゆるやかなつながりを目指すあつまりです(玖伊屋のメーリングリストに流れてきた阿部まりあさんによる説明)。
 当日は、思い思いのCDをかけるというイベントで、わたしはオーディオセットを持っていくことになりました。オーディオセットとは言っても、RAMSAのモニタースピーカーとかYAMAHAのミキサー・パワーアンプといった、いわゆる放送機器で、けっこうな量を運ばなければなりませんでした。でも、おかげさまで久しぶりにちょっと大きな音でキングクリムゾンとか聴くことができて、よかったよかった、でした。
 また、「当日は食べるものはありません」と但し書きがあったのですが、「それはないだろう」と思い、玖伊屋で好評だった「 すじ肉の煮込み 」をつくりました。お正月だったので、お餅も一緒にね。
 ということで、とてもよい一夜を過ごしましたけど、翌日は昼前まで爆睡でした。

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12月19日のこと
 セクシュアルマイノリティのためのクリスマス礼拝・聖餐式に参加しました。主催は アンリ伯爵 という方でした。
 行ってみてビックリ、なにやら知りあいがとっても多くて、しかも、直接知らなかった人も、間接的な知りあいだったりしました。もっとも、セクシュアルマイノリティ+キリスト教というしばりなので、無理もないかなぁという感じです。
 礼拝そのものは、「あぁ、来てよかったな」と思いました。わたし、クリスチャンの割に、長い間礼拝に参加していなかったのですが、自分がクリスチャンであることをあらためて感じさせてくれるものでした。また、牧師さんもMtFTGの方だったので(実は知りあいだった)、よけいそう思ったのかもしれませんね。

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12月9日のこと
 今年最後、そして今世紀最後の玖伊屋に参加しました。
 実は、夕方まで別の場所で用事があり、そこで軽く飲み会。その後、さらに別の場所で軽く飲み会。そして玖伊屋は3次会でした。「何でこんなにつきあわなくちゃいけないんだろう」と、自分の性格に疑問を持ちながらも、結局3つともつきあってしまいました。そういえば、前日の8日も飲み会でした(本屋さんに行ったのは、飲み会までの時間つぶしでした)。ということで、玖伊屋に行った頃は、もうワヤクチャでした。
 当日のメニューは、「とりの丸蒸し焼き」でした。もうすこししたらレシピ集に追加しますね。で、今回も蒸し焼きをしてできたスープにしょうゆで味つけしてラーメンを入れていただきました。ちょっと脂っこかったけど、それはそれでおいしかったですね!
 朱美さん、いつも写真をとってくれてありがとうね!

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12月8日のこと

 はじめて「プラッツ近鉄」に行きました。本屋を探してのことなんですけど、「プラッツ近鉄」には、旭屋書店というとても大きな本屋さんがあるんですね。で、さっそく欲しかった本、 宮崎留美子さん の「わたしはトランスジェンダー」と、平安名恵さん祐生さんの「Search〜きみがいた」を探しました。
 ところが、ふだんたまに行く「ジュンク堂」だったらどこにあるのかすぐにわかるのですが、はじめての本屋さんですから、どこにあるのかさっぱりわかりません。でも、店員さんにもろに本の名前を言って「どこにあるのですか?」と聞くのもなんですし、時間もないし、困ったなぁと迷っていました。とその時、「そうだ」と思いました。で、「女性学の本、どこにあります?」と聞いてみました。「ここです」と案内されたところに行ったら、ちゃんと2冊ともありました。
 セクシュアルマイノリティの本って、たいていフェミニズムの本と一緒においてありますね。たしかにフェニミズムから多くを学び、また分野として重なるものもあるので、分類としてはそうなるのかなとは思います。でも、なぜかとっさに出てこなかったんです。「セクシュアリティ関係の本、どこにあります?」と聞ければいいなぁと思いつつ。
 ちなみに「わたしはトランスジェンダー」も「SEARCH」もとてもおもしろく、一気に読んでしまいました。読み終わってしまってから、もっとゆっくり読んだら長く楽しめたのにと、ちょっともったいない気がしました。
 「読書感想文」を書く時間ができたら、またどこかに載せることにしますね。

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12月2日〜3日のこと

 京都の某所でひらかれた学校関係のセミナーで、自分のことを話しました。参加者は20人にも満たないとってもちっちゃなセミナーだったんですけど、なんだかとっても「話してよかった」という気になりました。
 当日は、デニムのスカートに上はピンクのセーター、うっすら化粧という格好でした。じつは参加者の中に、前から知っている人がいて、ちょっとドキドキしていたんですけど、しゃべりはじめると「ええぃ」とばかりになり、逆にどうせばれるんだからと、「◯◯さん、わたし前から知りあいなんですけど、わたしがだれだかわかります?」と聞いてしまいました。その方、はじめは「ん?」でしたけど、そのうち、だんだんとわかってこられたようです。「とてもショックを受けました」と言っておられましたが、でも、否定的な感じじゃなく、受け入れてもらえているという感じがひしひしと伝わってきました。別れ際に「 受け入れるとか受け入れないではなく、確かにセクシュアルマイノリティの人たちはそこにいるんだから、きちんと知らなくてはならないことだ 」と言っておられました。はじめてセクシュアルマイノリティの人の話を聞いたのに、この柔軟さって、すごいと思いました。
 でも、自分のことを話すって、とっても自分にとってためになることだけど、とってもむずかしいことですね。自分のジェンダー観がどうつくられてきたのかみたいなことをまとめることができて、それはそれでよかったんですけど、逆にまとめればまとめるほど、「ほんとうのこと」と少しずつずれていくという気がしました。
 夜は、参加者の人たちとホテルの一室でゆっくりと話しあいました。わたしを入れて6人だったんですけど、みんな「女性」で(わたしはどっちかな?)、自分がトランスであることに気づく前だったらものすごく緊張していたんだろうけど、逆にリラックスできたのが不思議な気持ちでした。他の人も浴衣姿で寝転がっていたりして、わたしに気を許してくれているのかなと思いました。
 とても豊かな気持ちになった2日間でした。

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11月16日のこと

 で、さらに、藤沢さとみさんのページ 「さとみと…」 の掲示板を見ていたら「netscape6」の正式版が出たということと、けっこう軽いということが書いてあったので、思わずダウンロードしてインストールしてしまいました。たしかに、起動に時間がかかるものの(javaを読み込んでいるみたい)一度立ち上がると軽快に動きます。で、ディスクの残量が苦しくなってきたので、4.75を消してしまいました。ところが、composerがいまいち…。遅いわ・変なところがあるわ・ヘルプが不充分でしかも遅いわで、困っています。しかたがないので「page mill」を使ったけど、これまたなんか使いにくい。結局、composerでつくりながら、editorを併用して、タグを打つというふうにせざるを得なくなってしまいました。ちなみに、「11月8日のこと」で書いた「今まで使っていたソフト」のうちのひとつに、editorがあって、これまた慣れていないので、使いにくいのですが…。
 それでも、「netscape6」と「Macvision」を使ってしまうわたし。へんかなぁ…。

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11月8日のこと

 最近、 MacVisionというフリーソフト を入れました。このソフト、画面の上がマックバーになって、さらに、finderっぽいタスクマネージャーがついて、ウィンドウの上のバーもマックそっくり、つまり、ぱっと見ぃが、まるっきりマックになってしまうソフトなんです。ところが、そのお陰で、操作が重い重い。そこへもってきて、今まで使っていたソフトのうち、使えないものも出てきました。とてもストレスを感じるんですけど、それでもやめられません。
 同僚に、「へへーん」と自慢したら、「そこまでするならマックにしたら」と言われてしまいました。確かに…。
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11月7日のこと

 うわぁ、日記の間隔が2日なんて、はじめて!でもきっとまた1ヶ月ほどあくんだろうなぁ。
 きのう、「世界まる見え!テレビ特捜部」を見ていたら、「家族の秘密」というのがあって、「夫は女装趣味」というのがでてきました。71才の「男性」と31才の「女性」が結婚をしていて、夫の方が「女装趣味」なんだそうです。しかし、その描き方たるや…。なかでも、「女装」が原因で離婚経験があり、前のおつれあいとのあいだの子どもがこの人の家を訪ね、「わたしがどんなに恥ずかしかったか。いまの子どものために女装をやめろ」と迫るなど、当事者にとってなかなかしんどい話が、いかにも「非常識なこと」として、おもしろおかしく描かれているわけです。さらに、それに対する芸能人のコメントたるや。
 もうひとつの「家族の秘密」は「妻はプロレスラー」で、とても感動的に描かれているだけに、よけいに気になりました。
 一緒に見ていたつれあいと、「これはいかんなー」と顔を見あわせてしまいました。ちなみに、子どももこの番組を一緒に見ていたのですが、ちらりとわたしのほうを見たので、「パパは女装じゃないよなー(このあたりが、自分でも苦しいと思います。女装で何が悪い!と言いきらないとね)」というと、子どもも「なー」と一緒にうなずいてくれました。さてさて、いつまでこういうことが続けていけるのやら…。
 と思いながら、今日の新聞のテレビ欄を見ていると、お昼の番組で「女同士で三角関係(だったと思う)」という番組が載っていて、「あ〜あ」と思ったしだいでした。

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11月5日のこと
 三重大学の大学祭の企画「性の多様性を知る」に行ってきました。パネラーは橋本秀雄さん(ハッシー・インターセックスの当事者で PESFIS の主宰者)と池田久美子さん(レズビアンの当事者)そして 蔦森樹 さん(『男でもなく女でもなく』の著者・トランスジェンダーの大先輩!ホームページを見に行ったら、カウンターが14でした。まだできたばっかりのページですね!)の3人でした。内容的には、「基礎知識」の部分が多かったのですが、なかなか勉強になる部分もありました。
 とくに、「なぜ『多様性』といいながら、ステレオタイプな格好をしているのか」という質問に対し、蔦森さんは「 『多様性』は、自分の背後にあるもの。たとえば、6色のクレヨンより36色のクレヨンの方が選択の幅が広いでしょう?そのうえで、何を選択するかは自分で決めるもの。わたしは、『ステレオタイプ』といわれるものを選択しているし、『ステレオタイプですね』といわれたら、『そうですよ』と答えます 」と返されました。さらに「『似合わない』と言われたら『じゃぁ、似合う服を買って』と返します。意見を言う側は、それぐらいの覚悟をしないといけない 」と言われ、「う〜ん」とうなずきました。蔦森さん、つおい!
 セミナーのあとの飲み会(沖縄料理・豚テビチがおいしかった!)では、いろいろな人のカムアウトが続いたりして、これまたおおいに盛りあがりました。

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10月21日のこと
 玖伊屋に参加しました。当日は、昼間に出張で、帰りは大渋滞!当日のメニューは「 東坡肉(トンポーロー) 」だったので、煮込む時間が2時間ぐらい。玖伊屋に間にあうかどうか、とても心配でした。結局、8時の開店には間にあいましたが、完成したのは10時でした。みんなとてもおなかが減っていて、そのおかげで(?!)とてもおいしかったです。また、東坡肉をつくったときにできたダシでラーメンを食べましたが、これまた絶品でした。

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9月30日のこと
 玖伊屋に参加しました。最近ちょっと「ローテンション」なもので、どうなるかと思いました。
 当日は、仕事が長引いたり、家庭訪問に行ったりということで、ゆっくり準備ができませんでした。それなのに、メニューは「 すじ肉の煮込み 」です。下ごしらえだけは家でやろうと思っていたので、これまたたいへんでした。でも、2時間以上かけて煮込んだすじの味は、なかなかのものでした。
 また、当日は、とても若い人が2人(1人は常連ですけど)来てくれて、とても楽しい気分になれました。よかったよかった。

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8月26日のこと
玖伊屋(8月の分)に参加しました。
8月26日は、まりあさんの「まりあ誕生日」ということで、盛大に開催されました。また、まりあさん以外にも誕生日の方がおられ、なかなかめでたい日でした。
当日のメニューは、「ゲタン 」でした。なかなか好評でした。

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8月8日〜10日のこと
小倉で開かれたさる「人権セミナー」で、3日間フルタイムで「半分女性」をしてきました。とても考えさせられることがたくさんありました。
詳しい内容はまた!

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8月5日のこと
 玖伊屋(7月の分)に参加しました。
 当日のメニューは、まりあさんの要望で、「ガンボー 」でした。

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7月31日のこと
日比野さんがやっている「ティト野鳥」のライブに行って来ました。3条河原の集会は久しぶりで、焼き肉・ビール・タッペギがとてもおいしかったです。
Gフロント関西のTGブランチのチーフの方にもあってしまいました。とってもすてきな方でした。詳しい内容はまた!

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7月18日のこと
 昨日の新聞に、 「揺れる同性愛者の人権、都が人権指針骨子から削除」 という記事が載っていました。
 前に「すこたん企画 」のホームページで見たことがあったので、そのときは「やっぱりな」と、とりあえず記事だけ読んで、そのままやり過ごしました。でも、今朝シャワーを浴びながら、「ん?」と考え直しました。
 その内容は、こちら をお読みください。

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7月4日のこと
 ふと気がつけば、もう7月。「不定期日記」とは言え、あまりにもひどすぎることに気がつきました。
 で、これまでの約半年間、何もなかったかというと、まぁ、何もないといえば何もないのですが、よく考えると、「玖伊屋」に行ったり、「T'sfestival2000」に行ったりと、いろいろあったんですよね。ですから、そのあたり、思い出しながら、ちょっと書いてみましょう。
 ちなみに、わたし、1月8日付で、玖伊屋のスタッフ(酒保担当)になりました。平たく言えば、 ご飯づくりの係ですね。
 ということで、玖伊屋の参加の日記については、当日のメニューを載せることにします。で、おいおい「 レシピ 」のページもつくります。乞うご期待!(←現在ちょっとだけできています!)



6月25日のこと
 玖伊屋に参加しました。
 当日のメニューは「そうめん」と「そうめんチャンプルー」。ちょっと暑くなってきましたから…。




6月18日のこと
 「T's festival2000」に参加しました。
 大阪の「女装界」のみなさんと、はじめて会いました。とっても気合いが入っていて、会場入り口で、ちょっとひいてしまいました。だって、わたしは「脱力系」ですもの。当日、まりあさんが欠席だったため、玖伊屋の紹介文を代読しました。


5月6日のこと
 玖伊屋に参加しました。
 当日のメニューは、「木の芽あえ」です。春ですからね!あと、ちょっと変わったところで、「 イカフェ (春菊とイカのサラダ)」も出しました。


4月15日のこと
 玖伊屋に参加しました。
 メインメニューは「ジャンバラヤ 」です。で、野菜があまりそうだったので、「カルパッチョ」もついでに…。をつくることにしました。あと、たまたまスーパーにあった「ホタルイカの刺身」も並べることにしました。これが旬というものですね。


3月18日のこと
 玖伊屋に参加しました。
 当日のメニューは、「鳥のもも肉のワイン煮込み 」です。あと、「 チヂミ 」も出したかもしれません…、が忘れました。


3月7日のこと
 連続講座「<私>をかざる、ということ −<性>の非対称な2元制をめぐって−」
 第3回 ノンパスという生き方 −トランス・フォビアに抗して−
      講師:必殺女装人 阿部まりあ
に参加しました。


2月29日のこと
連続講座「<私>をかざる、ということ −<性>の非対称な2元制をめぐって−」
 第1回 <私>をかざるということ −<性>の2元制問題と変態用語の基礎知識−
      講師:必殺女装人 阿部まりあ
に参加しました。


2月13日のこと
 「不定期日記」設置前の出来事ですけど。
 玖伊屋に参加しました。
当日のメニューは、「チーズフォンデュ」でした。わたしが担当したメニューは、「 蒸しジャガイモ 」と「焼きリンゴ 」でした。

1月8日のこと

これまた、「不定期日記」どころか「ホームページ」設置前ですけど。
玖伊屋に参加しました。
当日、飛び入りで「チゲ 」をつくりました。これがどうやら好評だったようで、スタッフの一員になりました。

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2月21日のこと
 あるクラスで、とうとうカムアウトしちゃいました。
 詳しいことは、また報告します。

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2月15日のこと
 私が朝起きて最初にすることは、新聞をざっと読むことです。今日もいつものように、コーヒーを飲みながら新聞を読んでいました。
 まずはテレビ欄、つづいて社会面と「お手軽」なところをまず読んでいきます。そうそう忘れちゃいけないと、下の方の週刊誌の広告などもチェックしていきます。すると、ありました。「FLASH 2月29日号」です。

未公開写真一挙掲載� 京都小2殺害事件 女装写真も! 容疑者は「事故死だった」の衝撃情報

 やっぱり何が書いてあるのか気になるじゃないですか。ついつい駅の売店で買ってしまいました。寒風ふきすさむ駅のホームで、「指冷た〜」とか思いながら目的のページをめくると、ちゃんとありました。女装の写真が!

「高3時代 文化祭の演目「Shallwe dance?」で、女装して踊る◯◯容疑者。云々」

 私、コケました。250円返してくれ〜。でも、あのタイトルで買ってしまった私がいけないのね。
 どうやって雑誌を売るのかが、とてもよくわかった一日でした…。

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